スイープ後のエッジ分離

スイープでカーブに沿ったオブジェクトを作成することが多々あると思います。ここでは、そのスイープした後に、カーブに沿ったラインと、分離する側のラインの取り出し方についてです。

例として、以下のようにカーブに対して四角面をスイープしたものを用意します。

やりたいことは、

  • カーブに沿った方向にある四隅のエッジ
  • カーブに対し、垂直にある四角のエッジ

を取り出すことです。

これはどちらもaddノードでできます。ノードは以下になります。

addノードの設定をみていきます。共通の設定として、Pointsタブのジオメトリは削除するけど、ポイントは残す、にチェックを入れて、スイープした後の面を削除します。

まず、カーブ方向にある四隅のエッジを取り出すと以下のようになります。

これにはPolygonsタブのBy GroupよりSkip every Nth pointを選択して、Nにスイープした面の頂点と同じ数字を入れます。今回は四角面でスイープしましたので、四角形の頂点数4を指定します。これは、頂点を4つずつスキップしてつないでいくことになりますので、スイープ方向のエッジをつなぐことができます。

次にカーブに対し、垂直にある四角のエッジを取り出します。

これにはPolygonsタブのBy GroupよりGroup of N pointsを選択して、Nにスイープした面の頂点と同じ数字を入れます。今回は四角面でスイープしましたので、四角形の頂点数4を指定します。これは4頂点ごとにグループをつくっていくことになります。Closedにチェックを入れることで、面を閉じることができます。

これで、引き続きスイープ方向、あるいは、断面方向に加工していくことができます。