レンガ周辺の欠け

今度は、レンガそのものに欠けを追加していきます。

ここでは、Slope Blur Grayscaleノードを使用します。基本は画像をぼやかすノードなのですが、入力にグラデーション画像が使え、このグラデーションによりぼやかす部分をコントロールします。

Block Generatorでレンガパターンを作り、それを元イメージとしてSlope Blur Grayscaleノードにつなぎます。そして、Perlin Noiseをグラデーションの入力としてつなぎます。そしてSlope Blur GrayscaleノードのモードをMinにします(そうすると黒い部分は黒のままになり、レンガの隙間がそのまま残ります)。

上記では、Perlin NoiseノードのScaleを40、Slope Blur GrayscaleノードのIntensityを0.1にしてます。

ここで、Perlin NoiseノードのScaleを50にします。

すると、欠けてる部分が少し細かくなります。

Perlin NoiseノードのScaleを40に戻して、今度はSlope Blur GrayscaleノードのIntensityを0.3にします。

今度は欠けの量が増えます。

この2つのノードを調整することで、欠けの細かさと欠けの強さをコントロールすることがきます。

そして、入力パターンを変えることで、いろいろなバリエーションを出すことができます。

Cellノードを反転したものをグラデーションの入力として使用。

これだと大きく直線的に欠けた表現になります。

Tile Smaplerノードを使って、ランダムなグラデーションを入力として使用。

これは、大きく曲線的に欠けた表現になります。

そしてこれらをどんどんつなげていくと、よりバラエティに富んだ欠けの表現になります。