UE4でレイトレーシングをテストする環境ができたので、試してみました。
設定はデフォルトのままで、何も行わず、プロジェクトセッティングからレイトレーシングを有効にしただけです。
最初はレイトレーシングが有効になっているのかわからなかったのですが、通常のレンダリングと比べると一目瞭然でした。
まずは、デフォルトのレンダリングです。
初めてUEを触ったときは、ハイスペックでもない自分のノートパソコンで、このレベルでぐりぐり動かすことができて、感動しました。Blenderのeeveeも、ぐりぐり動かすことができるので、好きなのですが、どうしても、陰になっている部分がはっきり見えなかったり、また、陰そのものも、少し青みがかっているのが好きなのですが、そうでなかったり。UEのこれは、そこがeeveeよりいいかなと思っています。
そして、初めて設定してみた、レイトレーシング。
やはり光沢のある部分は、かなりいい感じになります。そして、フロントの上部のバーの影がてきています。ライトも、赤い部分が反射してますね。
ひとつ困ったのは、このイメージでは見えませんが、メータのガラスが光源の角度によって、黒く反射して中のメータが見えません。これは、透明の設定をレイトレースにすると直ります。ただ、上記のパーティクルをオンにすると、激しくパフォーマンスが落ちるので、もっとパラメータを勉強しないといけません。
そして、比較のために、UE5のLumen。
ちょうど上記2つの中間みたいな感じでしょうか。影の付き方や暗い部分の描写はレイトレーシングに近く思えます。ただ、反射は周りの物体や色は反映されてますが、それほどシャープではありません。マテリアルは同じなので、ちょっと不思議な感じがします。
ルーメンの場合は、レイトレーシングではないので、レイトレ対応してないグラフィックカードでも使えるというのがすごいです。
自分としては、ルーメン使用になるかなと思いますが、レイトレも捨てがたいですね。
おまけとして、CC3のキャラクタをレンダリングしてみました。
まずは、通常のレンダリング。
前にテストした時は、もっとのっぺりした感じになったと思いました。でも、これみると、そんなに悪くないですね。前の時は何かミスしたのかもしれません。
そしてレイトレーシング。
圧倒的にこちらの方がいいですね。もう少しライティングとかマテリアルとか調整したら、メタヒューマンみたいになるでしょうかね?